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E127系 番台区分その2


E127系100番台

1998年から長野地区にもE127系を投入することになり、先に新潟地区に投入されたE127系を基本に、小変更をした100番台を投入することになった。
前面の形状が変わったほか、車内は、セミクロスシートであり、クハE126に車いす対応の便所が設置された。
走行機器・性能は、0番台とほぼ同一であるが、台車や制御機器などが小変更されている。2連12編成の24両が製造された。

E127形100番台

車体は、ステンレスであり、2両で1編成を組む。前面は縁部分のみFRP構造にしたため、JR東日本701系に似たデザインになっている。側面に深水色と淡水色の2色の帯をまいている。

DT61F台車

クモハE127台車、DT61F。軸梁式でボルスタレス台車であり、DT61Aに砂巻き装置(後にセラジェット化されて、砂巻き装置は撤去)を取り付けたものである。

PS34パンタグラフ

PS34パンタグラフ。シングルアーム式のパンタグラフである。

E127系霜取り用パンタグラフ1

E127系霜取り用パンタグラフ2

上写真の先頭車両に折りたたまれたパンタグラフがあるが、霜取り用のパンタグラフである。クハE126の一部車両に設けられていて、構造はPS34と同一である。

E127系VVVFインバーター

VVVFインバータ装置SC51A(2018年以降SC102Aに変更されました)

E127形100番台補助電源装置

補助電源装置SC52(2018年以降SC103Aに変更されました)

E127系100番台車内

E127系100番台の車内。座席配置はセミクロスシートである。

えちごトキめき鉄道ET127系

2015年に、北陸新幹線、長野―金沢間延伸に伴い、信越本線の妙高高原―直江津間を、JR東日本から、第三セクター鉄道会社のえちごトキめき鉄道に、経営譲渡された。
その際に、運行車両として、E127系0番台20両を譲り受けた。大きな改造はなく、外観デザインの変更程度である。 形式名は、ET127系となり、クモハE127形は、クモハET127形、クハE126形はクハET126形に変わった。
JR東日本のE127系は、全車両VVVFインバータ装置や補助電源装置等の機器変更を行っているが、えちごトキめき鉄道ET127系は、機器変更中である。

えちごトキめき鉄道ET127系

えちごトキめき鉄道ET127系の写真。外側塗装が変更されている。ほかに、企業広告入りのラッピング車両もある。

E127系側窓

E127系、ET127系どちらの車両も側窓にカーテンが設置されていない。
窓ガラスは1枚で、熱線吸収ガラスを使用している。
しかし、カーテンがないことで朝夕の直射日光が差し込んだり、夏季の暑さと冬季の寒さが直撃し、冷暖房の使用量が増加したり効果が弱く感じられる。