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JR E127系 番台区分その1


E127系0番台

1995年に新潟地区に最初に投入されたE127系である。 2連13編成の26両が製造された。
2008年に、越後線で発生した踏切事故に伴う火災発生で、1編成2両が焼損し使用不可能な状態になった。その後、2014年に廃車手続きがされた。
2015年に、北陸新幹線、金沢延伸開業に伴い、信越本線の妙高高原―直江津間がJR東日本からえちごトキめき鉄道に経営分離されることになった。
そのため、JR東日本からえちごトキめき鉄道に、2連10編成が譲渡された。
その後2022年3月からJR東日本の新潟地区からE127系の運用がなくなった。
長岡車両センターで留置中であったが、2022年6月27日発生したE129系の落雷被害により同系の運用がまかなえなくなり、代わりにE127系2編成が上越線で走行するようになる。
さらに、2023年2月17日にJR東日本は、新潟地区に残存しているE127系を改造の上、南武線(尻手―浜川崎間)に運用されることを発表し、9月13日より運用を開始した。

E127系0番台

車体は、ステンレスであり、2両で1編成を組む。前面はFRP製の一体形オオイを用いている。側面に深緑と淡緑の2色の帯をまいている。

DT61A台車

クモハE127台車、DT61A。軸梁式でボルスタレス台車である。

TR246A台車

クハE126の台車、TR246A。DT61Aと同様に、軸梁式でボルスタレス台車である。

E127系VVVFインバーター

VVVFインバータ装置SC51(2018年以降SC102Aに変更されました)

E127系0番台パンタグラフ

PS30パンタグラフ。JRの一般型車両には珍しく、下枠交差型のひし形パンタグラフである。

E127系抵抗器

屋根上の抵抗器。運転台上部の屋根部分にあり、回生電力が失効したときに、抵抗器の熱でエネルギーを吸収するものである。

E127系0番台室内

E127系0番台の車内。全席ロングシートである。