119系 番台区分1
国鉄時代に製造された119系もJR東海に承継された後、各種改造が行われている。そのため 新たな番号区分が発生している。
119系0番代
115系0番台車。するがシャトル用に東海道線に転出した際に、冷房改造を受けている。
冷房装置はAU75系列。冷房用補助電源装置は、クハ118にサシ481の廃車発生品の70kVAの
電動発電機が取り付けられた。
それ以外は、原型のままである。
115系0番代の冷房装置。冷房装置はAU75系列。
クモハ119の補助電源装置MH97A-DM61A(20kVA)。当初から119系電車の車内電源供給用に取り付けられている。
クハ118の補助電源装置。冷房電源用でサシ481の廃車発生品、MH94-DM58(70kVA)である。
119系5000番台
119系5000番台車。冷房装置がJR東海独自のインバータクーラー、C-AU711D-G3が1両当たり2基搭載されることとなった。
写真の先頭車の屋根上に機器が3基載っているが、前後の2基が冷房装置、真ん中が冷房用補助電源装置のDC-DCコンバータである。
冷房用の補助電源装置は、電動発電機(MG)ではなくDC-DCコンバータに変更された。
115系5000番代の冷房装置。冷房装置はC-AU711D-G3。
119系5000番台の補助電源装置、MH97A-DM61A(20kVA)。冷房以外の車内電源供給用に使用されていて、クモハ119に搭載されている。
クモハ119の屋根上に搭載されている、冷房用補助電源装置のDC-DCコンバータ。C-SC33(24kW)。
※なお、119系5000番台は、クハ118には補助電源装置は搭載されていない。