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長野地区の115系

長野地区の115系 現状

このページ以降、2009年4月以降の長野地区の115系について記述しています。 長野地区のうち、JR東日本管内の信越本線、篠ノ井線、中央本線と、しなの鉄道では、115系が普通列車の主力となっている。 また、数は少ないながらも大糸線(原則信濃大町まで)、JR東海内の飯田線(飯田まで)、中央本線(中津川まで)でも使用されていた。
2014年3月のダイヤ改正で、JR東海への乗り入れがなくなり、飯田線と中央本線(塩尻-中津川間)では、115系が見ることができなくなった。
長野地区の115系車両は、300番台、1000番台の車両で0番代はなく、JR東日本としなの鉄道が所有している。 JR東日本所属車両は、長野総合車両センター(長ナノ)に配置されている。
2014年から2015年にかけて、長野地区の115系に大変化があり、JR東日本所属の115系は、急速に 両数を減らしています。
それ以降2020年現在、JR東日本は、訓練車3両のみ。しなの鉄道は、115系が主力であるが、新形式車両SR1系が2020年から投入され、徐々に115が廃車されている。

115系1000番台

115系1000番台3両編成。長野・松本地区に最初に投入された115系である。 湘南色から長野色に変更されている。
写真は1996年に撮影したもので、パンタグラフが菱形のPS23Aである。 後述のノンリニューアル車、リニューアル車とも写真のものとは形態が変化している。

PS23Aパンタグラフについて

PS23Aパンタグラフ

長野地区配置の115系1000番台のパンタグラフは、もともとPS23Aであった。 (長野地区乗り入れの300番台はPS23、モハ114-800番台はPS16)
その後、長野総合車両所所属の115系は、2001年度から2004年度にかけて後述のシングルアームパンタグラフPS35Aに換装された。

JR東日本

JR東日本の115系は、N編成とC編成があり、すべて長野総合車両センターの所属である。

N編成(3連)

115系1000番台車・3連

115系1000番台3連の固定編成。 パンタグラフが、PS23Aからシングルアーム式のPS35Aに変更になっている。 また、リニューアル改造(後述)を受けた車両が存在する。

N編成(2連)

115系1000番台車・2連

115系1000番台2連の固定編成。クモハ115-1000+クモハ114-1500のユニットで組まれている。
2000(平成12)年から2003(平成15)年にかけて、身体障害者対応のトイレを設置している。 主に大糸線や中央本線塩尻-岡谷間(通称辰野線)に使用されていた。
2013年(平成25年)3月16日のダイヤ改正より、しなの鉄道線内の運用にも使用されるようになり、 同年6月に、全車両しなの鉄道所属になり、JR東日本には存在しなくなった。

C編成

115系300番台車

C編成は、6両固定編成である。
小山区から転入の300番台、1000番台で構成されている。
写真は、115系300番代6連で構成されている。運用は主に立川・高尾-甲府-松本間であるが、1往復だけ入出区のため、 長野まで乗り入れる運用がある。

しなの鉄道

しなの鉄道は、1997(平成9)年北陸新幹線高崎-長野間開業に伴い、信越本線、軽井沢-篠ノ井間をJR東日本から 経営分離するために設立された、第三セクター鉄道会社である。
JR東日本から115系3連11本(以降追加で2013年に2連7本、2014年から2015年にかけて3連5本)と169系3連3本(後に1本追加)を譲渡された。
115系は、すべて1000番台または1500番台で、開業以降順次しなの鉄道独自色に変更され、現在では、2013年、2014年から2015年譲渡車を除き、 しなの鉄道色となっている。

しなの鉄道115系